東京メトロ銀座線の駅リニューアルに伴うパブリックアート設置プロジェクトで、外苑前駅のステンドグラスアートの原画作成及び制作監修を山下良平が行いました。作品タイトルは「躍動の杜(やくどうのもり)」。
「銀杏並木道を全速力で駆け抜けるスプリンター。 その視線の先に存在する伝説の競技場の数々で 全力を尽くすアスリートたち。 ここはスポーツの杜として知られる明治神宮外苑。 世界中からスポーツの感動を求めて人々が集い 歓喜するとき、神宮外苑は躍動の杜になる。本ステンドグラスは鑑賞者が作品世界に 吸い込まれていくようなイメージで絵作りしました。 訪れる人々を本物のスポーツの感動へいざなうアートとして存在し、親しまれ続けることを願っています。」
幅5メートルに及ぶ躍動感あふれるこのステンドグラスは、クレアーレ熱海ゆがわら工房の専門スタッフの手によって約1000枚に丹念にカットされ手作業で組み上げられた超大作です。構想からお披露目まで足掛け3年に及ぶ山下自身が初めて経験した大きなプロジェクトとなりました。この先10年以上もの期間常設展示される予定となっており、2021年の東京オリンピック、パラリンピック、さらにその先のスポーツの杜を見守るシンボルとして輝きを放ち続けます。
作品概要
・作品タイトル:躍動の杜 ・原画 ・監修:山下良平 ・サイズ:縦2.0m×横5.0m LED内蔵のステンドグラス
・設置場所:東京メトロ銀座線外苑前駅4a出口付近
・制作:公益財団法人日本交通文化協会 ・協賛:伊藤忠商事株式会社、公益財団法人メトロ文化財団
・ステンドグラス製作:クレアーレ熱海ゆがわら工房(静岡県熱海市泉230-1)
↓山下作成のアクリルペイントの原画をもとにステンドグラス職人が最適なガラスを選択し、巨大アートを組み上げていく共同作業。
↓除幕式の模様
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